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施工管理の仕事とは
建設業界の中でのシブヤパイピング工業。
さまざまな作業が複合的に関わる建設現場。
完成に向けて、現場管理者の手腕が光ります。
シブヤパイピング工業は建設現場の施工管理が主な業務です。施工管理とは、一言で言えば、「現場作業のまとめ役」。
建設現場の施工(工事)や安全、予算など、工事に関わることを全般的に管理します。
建物には水道やエアコン、電気などさまざまな設備が備え付けられています。その中でもシブヤパイピング工業は空調や衛生設備、いわゆる管工事の施工管理を得意としており、主に病院や役所、学校など大規模な公共施設の建設に関わっています。
施工管理の仕事内容
施工管理の仕事は「施工図」の作成から始まり、工事着工後の「品質管理」「工程管理」「安全管理」「原価管理」の現場管理の仕事に分けられます。
施工図の作成
建物の建設が決まると、私たちはゼネコンや協力会社と打ち合わせを重ねて施工の準備を進めます。最初の仕事は工事を実施する為の図面「施工図」の作成で、施工管理の仕事の6割を占めると言っても過言ではありません。
施工図とは、設計図をもとに具体的な作業が行えるようにしたもの。例えば、設計図では真っ直ぐに描かれた配管でも、実際の現場では構造物の梁や柱などを避けて通していかなければなりません。
そこで施工図では構造物に合わせてどのように配管していくかを詳細にしていきます。施工図だけでなく、作業指示書や施工計画書などを作成するのも重要な仕事です。大規模な現場になると、100名以上の作業者がいることも珍しくありません。多くの人たちが正しく安全に作業できるように書類作成を進めます。
工事着工後は、現場の管理を行います。
品質管理
「品質管理」では、指示通りの材料や施工方法が使われているか、設置した配管まわりから漏水などの不備はないか、など試験を交えながら検査します。
工程管理
「工程管理」は、作業のスケジュール調整がメイン。
病気や怪我などで作業員が不足した場合の人員配置や工程に遅れが生じた場合の工程調整など、協力会社と相談しながら納期に間に合わせるように調整していきます。
安全管理
「安全管理」は作業者の安全を守るためのものです。
高所作業などでの安全管理など各所で計画を立て、そのルールが守られているかチェックします。
原価管理
経験を重ね、現場の所長となると「原価管理」にも関わるようになります。施工に必要な材料や人件費などを検討し、予算内に収まるようにしていきます。
専門知識のほか、コミュニケーションが求められる仕事です。
施工管理の仕事では、施工図作成などの専門知識が求められます。
しかし、現在、当社で活躍しているほとんどの社員が知識ゼロで入社しました。入社後の研修や現場経験で知識を重ね、今では大きな案件も任せられるほどに成長しています。
施工管理は「施工管理技士」という国家資格があり、2級は工事規模3000万円以下の現場の施工管理の責任者となることができ、1級を取得すると工事規模の上限なくすべての現場に関われるようになります。
当社では、年間で1人1億以上の売上高(完成工事高)を目標としているので、全員が1級取得をめざします。資格取得に関しては会社からのサポートもあり、有資格者には手当も用意されています。
こうした一連の仕事で大切になるのが「コミュニケーション」です。 施主やゼネコンの打ち合わせからはじまり、現場調査、施工図作成を終え、いよいよ工事着工となると、現場には協力業者の作業者のまとめ役として的確に指示していくことが必要です。
電気工事など関連する他業種との打ち合わせもあり、想像以上に人との関わりが大切になります。現場ではトラブルや変更が日常茶飯事。素早い情報共有が重要になるほか、より良い仕事に繋げるためにも日頃からお互いに助け合える関係性を築いていけるといいと思います。
学生時代にゼミ活動やアルバイト、サークルなどでコミュニケーション力を高めていると経験を活かせると思います。苦手という人でも入社後に朝礼時のスピーチや業務を通じてコミュニケーション力を高めていける環境を整えています。
施工管理は、現場作業のまとめ役
専門知識とコミュニケーション力が
生かせる仕事です